BF4 Procon の導入と設定#2

ゲーム

さて、Proconの導入と設定その2を書いていこうと思います。

ただ、つらつらをツールの説明を書いていっても冗長なので、適度に絞って説明しようかと思います。

Players タブ

ここでは、接続中のプレーヤーが一覧出来ます。
また、神の手と呼ばれる管理者による独裁キックやBANも簡単に出来ます。

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画像のように、接続しているプレーヤーを選択すると、画面下部にプレーヤーのPB Guid や IP、EA Guid と呼ばれるユニークIDが見えます。
画面下部の右の方に、ラジオボタンがあって、それぞれ Kill、Kick、Permanently ban、Temporary banとあります。
見たまんまですが、それぞれキル、キック、恒久バン、一時バンとなっており、Reason のところにメッセージを書いてDishonorably Dischange というボタンを押せばそれぞれのアクションが、選択中のプレーヤーに実施出来ます。

また、プレイヤー名を右クリックしてあげると、チーム移動や分隊移動等も簡単に実施可能。

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これだけでも結構強力な機能だとは思います。

チーム移動については、プレイヤーをドラッグ&ドロップでも出来ます。
ただし、相手チームにスロットの空きが無いとダメなようで、AさんとBさんをチームチェンジという操作も出来ないようです。
ゲーム中のチームシャッフルとかをやってくれるプラグインとかがあるのでなんとかできるとは思うのですが、やり方がわかりません。

Chat タブ

サーバ上のすべてのチャットが閲覧出来ます。
また、管理者としての発言も可能。

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右下のドロップダウンリストから、All Players、xxx Army、xxx Army、プレイヤー名となっており、見たままの通り、全プレーヤー、Aチーム、Bチーム、個人 へのチャットが送信できます。

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その横のSayとあるところは、Yellと切り替えが出来ます。
Yell ってのは、チャット欄じゃなくて画面の真ん中辺りに出るアレです。

一回やってみればどんなものかすぐわかるかと思います。

Event タブ

ここには、Proconそのもののイベントも記載されますが、ゲーム中イベントが書かれる方がメインでしょう。
誰それが誰々にKILLされた、とかそんな感じです。
特にアクションできることはなくて、基本的には眺めるものとなります。

List タブ

この辺りから大事な設定ができるところになります。

Banlist

まず、Banリストはそのままなので省略します。
手で編集出来ます。

Maplist

大事な設定その1。このサーバでローテーションさせるマップの一覧になります。
併せてゲームモードもここで設定する事になります。

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画像の例だと、右側が実際にローテされるマップリストになるので
最初に Team Deathmatch の Operation Locker が 1 ラウンド実施されます。
次に、Domination の Paracel Stome が 1 ラウンド実施されます。
このように、ゲームモードとマップとラウンドを 1 セットとして、最後まで行ったらまた最初に戻ってローテ、という感じになります。

一つだけ設定すると、ずっとそのマップが繰り返されます。
ロッカーオンリーとかですね。

普段はこのリストに登録した順番で、ラウンドが終了する毎にマップが進んでいく形となるのですが、ここでも神の手が発動可能で、右側のマップリストに対して右クリックすると、ローテ順を無視して次のマップを指定出来ます。
主に身内で遊んでいてどこそこやりたい!ってなった時とかに重宝するかと思います。

ただ、あくまで次のマップを設定、なので、右クリックから次マップを選択したからといってすぐに次マップへ移動するわけではありません。

すぐに次マップへ移動したい場合は、Procon 画面の上の方にある別のアイコンから実施できます。

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この画像の、 AcceptingPlayers の左のアイコンがそう。
これをクリックすると、現在進行中のマップをすっ飛ばして次マップが始まります。

身内以外の人が遊んでいる時にやりすぎると不興を買うかと思います。適時ご利用を。

また、その左のリロードっぽいアイコンは見たまんまですが、現在のマップが再ロードされます。
リスタートですね。
こちらもやり過ぎるとアレなので用法用量は適切に。

Reserved Slots

これはいわゆるVIPスロットと呼ばれるリストです。
ここに登録しておくと、サーバが満員であっても、登録されている人がジョインしようとしたら、誰かがランダムキックされてその人がジョインされます。
クランでサーバ運営されている所は結構設定されていると思います。

私の場合も、身内の為だけに借りたサーバですのでフレンドは突っ込んでいます。
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唐突にキックされるので、サーバ説明欄に記載しておくことをおすすめします。

Spectator Slots

これは使ったこと無いのでよくわからないですが、観戦者のリストです。
おそらく設定した人以外は観戦できなくなるのだと思います。
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Server Settings タブ

おまちかねのサーバ設定タブです。
ほとんどの項目が、サーバの再起動無く設定が反映されると思います。
細かく調べてないので、サーバ再起動が必須な項目もあるとは思いますが。

おおまかに 4 種類に分かれていて、ドロップダウンリストで選択して設定を弄っていきます。

Details

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ここではサーバ名や説明、ラウンド開始時のYellを設定します。
日本語、というか全角文字は使えません。
また、改行コードも上手く反映されないようです。
外国人もたくさん接続する可能性があるので、出来る限り英語での表記にしてみましょう。
特に人気サーバにしたいのであれば、Description欄はしっかりと書きましょう。
武器制限やVIPスロットの事などをです。

書いてても読まない人もたくさん居るのですが、管理者としての最低限なマナーだとは思います。

Configuration

サーバタイプの確認や、プレイ可能人数等を設定出来ます。
ざっくりと説明しておきます。

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まず、サーバタイプについてですが、これに関してはProconからの設定は出来ません。
レンタルサーバの管理者画面から設定する必要があります。

大抵はRANKEDで運営していると思いますが、友達とだけ遊びたい場合や、実験したいけどKDとかSPMとか変動させたくない場合に、プライベート等にしてパス掛けしたりも出来ます。

左の方から説明入れていきます。

Player limit

サーバ内で活動できるプレーヤー数の上限になります。
借りているスロット以下で設定出来ます。
友達とだけ遊びたい場合、ここを弄ることである程度対応は可能。

Spectator limit

観戦者の上限。使ったことないです。

Public spectators

チェックしておくと誰でも観戦者として参加可能になる(と思います
ただし、前述の観戦者リスト未記載の場合のみ?
詳細は不明ですし試すつもりもないです。

Disable idle kick

チェック ON で放置によるキックを実施しない

Aggressive join

多分有利ジョインの許可。

Commander

チェック ON で司令官の許可。

チーム関連は略します。

Gameplay

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ゲーム内容に関する設定です。
Proconを日本語化していればほぼ分かるかと思いますので個別の説明は省きます。
ただ、一部の項目に関しては上限や下限があるのでそこだけ説明しておきます。
サーバのマニュアルを読めばわかることではあるのですけども。

まず、チケット数や最低開始人数については、サーバのゲームモードによって有効な範囲が変わります。
画像ですが置いておきます。
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チケットに対する表記は、vars.gameModeCounter という項目です。
Ranked の場合、75%~400%まで設定できる、という意味です。
デフォのチケが100枚の場合、400%だと 400枚チケでゲームスタートという事になります。

また、体力最大値については見ての通り、vars.soldierHealth という項目で、60-125%で設定可能。
60%という事は、下手したらハンドガンのHSでお陀仏となったりもするのでしょうか?
あまりダメージ計算詳しくないのですがありえそうですね。

チケや体力、弾の威力(vars.bulletDamage)等を変にいじるとゲームバランスが崩壊するので、その辺りはちゃんと意識して弄るようにしましょう。

もっているサーバドキュメントが古いのですが、この辺りはおそらく変更無いかと思います。

基本的には、Official が一番制限があって、Unranked が一番制限がないと覚えておきましょう。
例えば、友達とサシの勝負がしたいとかなった場合は、最低開始人数に引っかかるため、Unranked サーバでしかそういう遊びは出来ません。

こういった感じです。

一番自由度が高い為、無制限にアンロックが進められるためランクに影響しない事になっているのだと思います。

自分がどういうサーバを運営したいかをよく考えて、しっかりと設定しておきましょう。

Team killing

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チームキルに対する制裁等の設定です。
厳しく行くなら数値を下げる方向で調整。

Config Generator

ここまでの設定を、レンタルサーバの管理画面で変更できる startup.txt に記載しておけば、サーバが再起動された際にも設定が保たれたままになります。
そのための、startup.txtにこう書けばいいよ!というテキストです。
基本的にはコピペで OK です。
ただし、「vars.serverType “RANKED”」という一文のみ、出来る限り startup.txt のうえのほうで宣言してねとマニュアルに記載されていますので、コピペしたあとに、そこだけ上に持っていきましょう。

主要な設定値(人数制限やチケ制限等)は保持されるようなので、ぜひともサーバ側へ書き戻しておきましょう。

Plugins タブ

便利で強力なプラグインを有効化/無効化するタブになります。
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画像でいくと、ProconRulzというプラグインだけが有効化されている状態です。

プラグインの説明に入るとそれだけで膨大になってしまうので、個別のプラグインについては機会あれば別途で記事にします。

多分書くけど。

Accounts タブ

すみませんがこのタブはよくわかりません。
プロコンレイヤーとの接続情報とかな気がしますが?

Console タブ

RCONに対してのコンソールです。
実はここまでの設定等も、変更したら毎回自動的にここへコマンドが打ち込まれています。
つまり、GUI で設定しているのはすべてコンソールへコマンドが投げられているということです。
理解すればここに直接コマンドを打ち込んで設定変更などもいいかもしれませんね。
コマンド覚えるのが面倒なので私は GUI でやりますけども。

最後に

一応、以上を持って Procon の基本的な設定部分に関しての説明とします。
もちろんバージョンアップ等で見た目を含めて変更になっていく可能性はありますが、概ね大丈夫かと思います。

Procon を日本語化できるのにやってない理由としては、マニュアルがそもそも英語なので、何か調べたいと思った時に直接検索がかけられるという点が大きいです。
また、BF4 のサーバも同様にすべて英語なので、コマンド部分が共通しているという点も大きい。

一番いいのは英語がキッチリ理解できることなのだろうけど、正直サッパリだったので結構苦手な人は厳しいです。
私も苦手な方だったので、ここまで理解するのに大分時間がかかりました。

というのも、こういった説明が載っているブログなりサイトが中々見つけられなくて、というのがこの記事の発端。

なので、プラグインに関しても同様に文献が少なく、あったとしてもBF3時代の物がほとんどなので、多分BF4対応のプラグイン情報とかちょっとだけ書きます。

多少なれども誰かの役にたてたのなら幸いかと思います。

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