Procon のプラグインである ProconRulz の導入について説明します。
このプラグインは、簡単に言うと、超協力なスクリプト制御を以って、ルール化した神の手を自動化する事が可能になるプラグインです。
意味がわからないですね。
制御可能な事が多すぎるので、簡単に幾つかの例を交えてできる事を説明しておきたいと思います。
制御可能な事
- ルールに基づいた自動キル、自動キック、自動バン
- 起動トリガーを設定した自動メッセージ送信(Say、Yell)
- マップ毎の使用可能な武器を制限
大きな所ではこのような事が全自動で制御出来るようになります。
ロッカーでのピストルオンリー鯖や爆発物禁止鯖等もこのプラグインを導入すると運用可能になります。
それではまず導入から説明していきましょう。
ProconRulz の入手
Procon のフォーラムに、専用スレッドが立っているので、そこからダウンロードします。
ProconRulz の配布元フォーラムスレッド
スレッドの頭には、このプラグインでできる事等が書いてあります。
英語が分かる方はもうそっちを読んでもらったほうが多分良いです。
スレッド中盤には、逆引き的なスクリプトの記述例が記載されています。
Example 23 とかありますので、大抵のやりたいことはここの例を参考にすれば実装出来るかと思います。
その下に、ようやく以下のようなダウンロードリンクがあります。
ダウンロードする際には、特にフォーラムのユーザ登録は不要です。
2014/03/24 時点では、バージョン 44j1.zip となっています。
ダウンロードが完了したら、zip ファイルを解凍しましょう。
さすがに鯖管をやろうと思っている人がzipって何?とかは無いと思いますのでアーカイバとかは省略します。
Procon への導入
解凍すると、一つのC#のソースファイルと、スクリプトが記述されたtxtファイルが沢山入っています。
拡張子を表示していない場合は分からないかもしれませんが、「ProconRulz」というファイルがプラグイン本体(の元)になります。
このファイルは下手に書き換えると壊れるので、触らないようにしましょう。
その他のテキストファイルは実際のスクリプトになっているので、とりあえずは無視しておきます。
肝心のProconへの導入方法ですが、基本的な導入については、他のプラグインも同様ですが、プラグインのソースファイル(あれば設定ファイルも含む)をProconの所定のフォルダにコピーして、Procon側でコンパイルさせる事で導入完了となります。
1つずつ説明していきます。
プラグインソース、設定ファイルをコピー
出来ればProconは落としておいたほうが良いですが、別に起動したままでも導入可能です。
先の ProconRulz.cs と、proconrulz_rules.txt というファイルをコピーします。
Proconがインストールされているフォルダの下に<\Plugins\BF4\>というフォルがあるので、そこへ貼り付けます
プラグインのコンパイル
Proconに、導入したプラグインを認識させます。
先のファイルコピー時にProconが起動させていなかった場合は起動して下さい。
起動したままファイルをコピーした人は、Procon の Plugins タブから読み込みます。
下の画像のラベルリンクをクリックして下さい。
これでプラグインが Procon に認識されたはず。
プラグインロードの正否確認
プラグインタブの下部にあるメッセージ欄に、「ProconRulz: xx rulz loaded」と出ていて、先の画像の用に、左側にProconRulzが表記されていれば導入完了。
xx の部分は読ませたルールの数になるのでそれぞれによります。
ここに何らかのエラーが出ている場合、大抵は Procon を起動する際の権限不足か、スクリプトファイルの不足等かと思います。
エラーをよく読んで適時対応して下さい。
独自ルールの記述について
デフォルト状態では、画像にあるプラグインタブの右側、Rules の欄にルールが設定されています。
ここへじゃんじゃんルールを記述していっても、制御は可能かと思いますが、メンテナンス性がクソになるので、より細かなルールについては、 proconrulz_rules.txt に記述して行くことにしましょう。
この Rules の中身は(多分)消してしまってもOKです。
今時点だと、join or leave の際にチャット欄に名前が say されるようになっていると思います。
気になる人は実際に join してみて、チャット欄を確認してみましょう。
次回は実際のスクリプトを書きながらルールを一つ作ってみようと思います。
ちなみに、待ちきれない人は以下のドキュメントを参考にして各自記述してみてください。
日本語での設定方法は今のところほぼ見つけられていませんので、英語を解読する必要はありますが。
ProconRulz オンラインドキュメント
バージョンは一つ前のマニュアルですが、BF4関連命令も記載されているので大丈夫です。
それでは、また。