大王崎 ジギング

釣り
Photo by (c)Tomo.Yun http://www.yunphoto.net

三重県の大王崎までジギングへ行ってまいりました。
子供が生まれてからしばらく休業していたのだけど、2年半ぶりくらいに復帰。
しかも今回は私が往復の運転手というおまけ付きでした。
アイキャッチ(photo by (c)Tomo.Yun)

出発から到着まで

自宅を 2014/05/17 Sat.の1:00頃出発して、茨木→川西→大津と巡ってメンバーをピックアップ。
運転に慣れない面もあって、大王崎到着は予定を一時間オーバーしての7:30頃でした。
大王崎の漁港にある業務用製氷機で氷を買った時は爆笑。
あんなシステムがあるとは知らなかった。
そして写真は撮り忘れたので、次回行った時に撮ってこようと思う。

プレイスタイル

我々のジギングは、船を借りて自分たちだけで遊ぶスタイル。
メンバに一級船舶免許の保持者が2名も居るので、安心の操船です。
ちなみにメンバーは全員SE。アクティブなエンジニアですね。
金曜日に仕事を終えてその夜中に集合。4~5時間車に乗りっぱでそこから睡眠無しでのジギングとか、正直頭おかしいと思う。不眠で8時間位ジギングしてるんだと思うと過酷すぎるw
元気な時でも体にダメージが来るジギングなのに。
毎度だけど狂っていますね!
みんな変わっていなくて安心でした!

大王崎でのジギング

大王崎でのジギングは、休眠前も何回か行っていたのだけど、水深と潮の速さ、船の規模から、結構重た目のジグが必要で、大体130~220グラムくらいのジグが必要。
タックルもそれなりに強力が物が要求されるので、私のタックルもそれなりにお金はかかっています。壊れたら泣く。
買ったのは結構前なので、今ではもっと安く買えるとは思うけど、貧乏な今では買い揃えられないので、壊さないように大事に使っています。

今回のタックル
ロッド:SALTIGA COASTAlL SG HIRAMASA 60B
リール:RYOGA BJ 2020 PE
ライン:メーカー忘れx4 PE1.5 200M
リーダー:フロロ30lb適量

AMの過酷さ

当日は天気は晴天だったのだけど、午前中は悪夢のような強風。
鳥羽方面へ行って真鯛を狙いたかったのだけど、とてもじゃないけど鳥羽まで行ける風じゃなかった。
風による波もそれなりにあったけど、何より辛かったのが体感気温の低さで、冬用の装備が必要な程度には寒かった。
この時期ならジャーキングの動作で汗ばむ位のはずなのだけど、あまりの寒さに体の芯から震えが来てた。
小さめの事件としては、帽子が突風で吹き飛んで文字通り海の藻屑になってしまった。
どこかの釣具屋で貰ったダイワの帽子だったのだけど、タダの割にしっかりした作りの帽子だったので少し悲しい。

それと、車に携帯を忘れてしまったので、船上の写真が全くない。こっちのが悲しい。

2年半ぶりという事で、正直ラインの結束が不安大だったので、そこそこ使用している古いジグのQuickの150gピンクゴールドを付けて一心不乱にジャークしていたけど、80m沈めてシャクってを繰り返して、特にラインの結束には問題ない事を確信出来たので、リハビリ感をしっかりと味わいながらスローピッチジャークの練習をしていました。
フォールではコツコツと反応があるものの、特に何も食っては来ず、ハテナな状態で強風に耐えていたら、メンバー最年長のロッドにヒット!
30センチくらいのホウボウでした。ヒットジグは確認し忘れ。
小さめのホウボウはイマイチな味らしいけど、私はホウボウをまだ釣ったことが無いのと、やっぱりファーストヒットは気持ちいいので、かなり羨ましかったです。

その後、場所を移動しながら魚を探していると、船長のロッドにもヒット!
上がってきたのはうっかりカサゴ!40センチくらいあったんじゃないかな。かなりうまそうな顔してたわ。
ヒットジグはカプリスのシルバーとグローの縞々のやつ。高い。
前述の通り写真は無い。
そしてその船長そこからさらに2連発。
一人入れ食い状態で、マハタとヒメカサゴを追加。
どうも底のほうが濁っているらしく、グロー系は有効っぽし。
でも、グロー系って何か釣れる気がしなくて持ってなかったのだよなぁ。
グローが当たってるのはたまたまと念じて、Quickピンクゴールドを落としてシャクってを繰り返してたけど、やっぱり喰わず。
お昼前でちょっと眠かったので30分くらい仮眠を取って午後に備えた。

PMは平和。平和過ぎたが。

午後からは風が弱い予報がされている方面へ行って深場を捜索。
大体80~150mくらいのところを転々としてた。
午後からはジグを変更して、この日のために購入したカプリスの緑金180グラムに。
緑金で魚釣ったこと無かった気がするんだけど、何故か欲しくて。

午後を少し過ぎた頃、ようやく私の竿先に生命反応を感じた!
ガッツリとフッキングして、リョーガのパワーにまかせてグイグイ引き上げる。
引き上げるものの、最中の反応が極微。なんじゃこりゃ?って感じで、ちっこいエソかなぁって思いつつ水面を凝視してたら、上がってきたのはヒメ。
カプリスより小さなくせに、しっかりとアシストフックにフッキングされてた。
縄張り争い的に体当たりしてきたのかも?

その後もポツポツと釣れるけどヒメばかり。

元後輩に至っては、ヒメの腹をアシストフックでぶち抜いて釣り上げるというのを2連チャンやって船上に笑いを巻き起こした。あがったヒメは全部リリースしたのだけど、今思うと全部持って帰ってきたらそこそこの量になったのでちょっともったいなかったかもしれないな。
食べたこと無いので味はよく知らないのだけれど。

その後は船長がマトウダイを上げたり、後輩2がサンゴを引っこ抜いたりしていたけど、私の竿には特に何の反応も無く時間だけが過ぎていった。
やっぱり坊主だけは避けたいので、焦りと諦めの中、少し浅めの70mラインへ移動した時、ようやく私の竿にもそれなりの生命活動を感じられた。

底から20mくらい引き上げたところでジグに触っている感触を得て、魚がジグを咥えた感触に合わせて脳しんとうフッキングをかます。
しっかりとフッキングしたっぽい感触を得て、クイックィとした引きを感じつつ、RYOGAのパワーでグイグイと上げる。
何の障害も無く上がってきたのはマトウダイ!
30センチ弱のマトウダイでした。
あまり大きくはなかったけど、マトウダイを釣ったのが初めてで、食べられる魚で坊主を免れた安心感からニヤニヤが止まらなかった。
真鯛を釣りに行ったはずなのだが。

その後は真鯛の存在を思い出して、ルアーをインチクに変えて根がかりし、さよならインチクしてしまった。
残り時間が30分くらいになってたので、帰りの運転を考えてそこから港まで仮眠。
寝てる間に、船長がホウボウ釣ったり後輩1がお手頃サイズなガジラを釣ったりして、全員坊主は免れたみたい。
坊主逃れは大切な事だと思います。

釣果

最終的に、船としては坊主逃れ感が半端なかったけど、美味しい魚はチラホラ。
真鯛も青物も出なかったが。2年半ぶりのジギングとしてはとりあえずOKとしておく。

  • マトウダイ 2
  • ホウボウ 2
  • マハタ 2
  • アオハタ 1
  • うっかりカサゴ 2
  • ヒメカサゴ 1
  • ガシラ 2

帰路

ここからは帰りの運転という緊張感をはらみつつ猛烈な眠気と戦って、大津でカレー食って皆を送りとどけて大体25時頃に帰宅。
大津で食ったインドカレー屋の店員がインド人っぽい人だったんだけど、相当日本語が怪しくて、注文間違いとかもあったけど、インド人だし仕方ないよね。インド人だから理数は得意なんだろうが、日本語難しいもんね。
野菜カレーがチキンカレーになってたのはどうかと思うが。
許せる元後輩の心の広さが伺える一幕でした。

大体560キロくらいの行程だったけど、運転もまだまだな私としては、一日でこんなに車運転したの初めて。死ぬかとおもたわ!
これを毎回やってくれていた船長には頭が上がらぬ思いでいっぱい。
次回はお金の都合で多分行けないけど、7月にまた真鯛チャンスがあるのでその時には必ず真鯛を釣り上げる!
上げたいなあ・・・

マトウダイの実食

冷蔵マトウダイ
持ち帰ったマトウダイは冷蔵庫に入れておいたので、翌日に調理。
背びれと胸ビレをキッチンバサミで切り取って、エラとワタを抜いて軽く湯引き。

肝いり
大きな肝が入っていたのが超嬉しかったですね!

マトウダイの煮付け
最終的に煮付けにして食べましたが、身も思っていたよりは全然食べやすく、小骨も無いのでほぐして子供にも上げたり出来ました。肝は相当美味しく、これだったらなんぼでも食えるなーって感じ。
マトウダイは火を入れてからが本領発揮とかどこかに書いてあったので煮付けたのだけど。ムニエルにしても美味しいらしい。
次釣れたらやってみようと思う。

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