Gyazoというサービスがあります。
本家と呼ばれるこのサービスは、ご存知のかたも多いかと思われますが、スクリーンショットの共有サービスに位置付けられます。
アプリを起動してマウスドラッグした範囲が撮影され、即座に(即座…とは言えないかも)Web上にアップロードされ、そのURLが分かれば他人からもアクセス可能というとっても便利なWebサービスです。
ほぼ全ての機能は無料で使えるので、過去を振り返らない人には重宝するツールだと思います。
そんな中、過去を振り返りたくなって途方にくれた私だったので、俗称で言うところのオレオレGyazoを導入するに至りました。
過去を振り返りたい
公式Gyazoの場合、無料アカウントだと、直近の5つまでしか画像にアクセス出来ない。
URLを保存しておけば画像にはアクセスできるのだけど、ご存知の通りGyazoのURLは覚えられない感じのURLになってるので、当然だけど気づいた時にはアクセス出来ない画像が大量に溜まっていた感じ。
頻繁に昔の画像にアクセスしたい訳ではないのだけれど、自分が取ったSSにアクセス出来ないという気持ち悪さが先立ちます。
金の取りどころとしては無難な感じではある。
こういったことで我慢がならずオレオレGyazoに手を出した次第で。
オレオレGyazo?
まず、オレオレGyazo(おれおれ、俺俺等類似は多数)とは何なのか。
一言で済みますが、Gyazoで撮影したスクリーンショット(以下SS)のアップロード先を任意のWebサーバに設定可能な物です。
おれのサーバに保存しようぜGyazoを!てな感じかな。
任意とは言え、Webサーバへのスクリプト設置が必須なので、Rubyが実行可能なWebスペースを借りている方や、自宅サーバを運用している方が主な対象になります。
ネーミングが投げやりと言うか大雑把というか、結構好みな感じなのだけど、起源は調べきれませんでした。
ざっと検索した結果だと、2010年4月17日には以下のブログで使用されていました。
スクリーンショットアプリのアップロード先を 俺俺Gyazoにしてみた。
設置の参考にしたサイト
以下を参考になんとなく関係ありそうな箇所を変更しつつ設置。
簡単画像公開! 自前のレンタルサーバーに「gyazo」を設置しよう!
Rubyとか全然知らなかったけど、さくらは特に設置場所の指定は無かった(どこでも良い)ので、オレオレGyazo用のサブドメインを切ってその辺りに放り込んだ。
アップロードパスとかは調整したよ。
クライアントも本家とは別
本家クライアントだと、アップロード先の指定が出来ないので、当然クライアントも別の物が必要。
さっきのリンク先にも記載されているけれど、以下のブログに物があるのでダウンロードして設定ファイルを設定。
細かな設定等は省略。調べたらいっぱい出てくるしオレオレGyazo導入しようとしてる人とかなら大体分かるっしょ!
gyazowin+を最新のgyazowinのソースとマージした
これで公式のGyazoと同じようにSS撮影&アップロード出来たら導入完了。
公式とは違って、画像そのもののURLがクリップ or ブラウザに送られる。
広告は無いし、余分なスクリプト等も全くないので、純粋に画像の転送速度分だけで表示がされる。
超軽い感じだね!
公式とは違って一覧出来ない
軽くなっていい感じにSSと取り巻くれるけれど、公式とは違って撮ったSSの一覧表示とかが出来ない。
いちいちFTPソフトとかでDLするのもだるいし、かと言ってディレクトリのダイレクトでアクセス出来るようにするものちょっと嫌な感じ。
だので、ギャラリーを作った。公開はしないけども。
やったことは、PHPでの画像出力と撮影日での降順ソート。
あとは見せ方としてjQueryを使ってみて、Lightbox2で表示というのと、撮影日のフェードインを実装。
ページングはもちろんPHPだけど、全体的にやっつけなので、たまにページャが画像に重なったりする。
一応ギャラリー機能については、別エントリで纏めるつもりではあるます。
気になる人は胸熱ですね。
未実装な事
あと実装したい事といえば、アップ済みの画像を削除する機能。
これは欲しい。
こっちは、また暇な時に作ろうと思う。